施主の多様性。

◎5月17日(日)

 晴天。新幹線で関西へ向かいました。
 以前家づくりをコーディネートしたある施主の弟さんからご相談を受けて
いたので、現地リサーチと打合せのために建築家を伴ってうかがったのです。
IMG_4302web
 
 まずは現地へ。
 想像していたのとほぼ同じイメージ。
 しかし、ここにどんな家を建てようかと真っ白な段階からイメージを膨ら
ませることはありません。なぜなら、今回のケースはある程度、図面が出来
上がっているからです。
 どういうことか・・・・・。

 実はこちらのケースでは、施主は或る工務店との間で家づくりを進めてい
て、図面はまあまあ気に入ったものの、その後の詰めがうまく行かず、他の
建築士にも相談したが、これも上手く行かず、途方に暮れたいたところに、
僕のクライアントであったお姉さんが「こんなコーディネート会社があるか
ら相談してみたら」と声をかけ、それならばと帰省の折に相談に来ていただ
き、それぞれの上手く行かなかった理由を客観的に僕が紐解き、施主の求め
る家をつくるための方法と行程をお伝えした上で、最初の工務店との間でま
とまりかかっていた図面の整合性を高めていこうということになったのでし
た。
 施主は様々な課題を抱えているものです。その多様性に応えるのも家づく
りコーディネーターの大事な仕事だと僕は考えていて、このケースではそれ
に応えてくれる、つまり基本図面の再整理と詳細な実施図面の作成と設計監
理(予算の問題があるので重点監理)を行う建築家の選定と、重点監理でも
完成度を落とさないための〝建築家住宅の施工に手慣れている〟工務店の選
定という筋書きを描き、それを施主に説明して理解していただくというプロ
セスを経て、今日の打合せを迎えたのでした。
 再度ヒアリングなどをした打合せ後、候補の工務店と面談。受けてもらえ
るという手応えを感じて再び新幹線の駅へ。
 この日の家旅の空は気持ちのいいブルーでした。

2015-06-21 | Posted in 365day's gallery, 旅に向かうNo Comments » 
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